PAPAZAMEの日常を探検に変えるハックッッ!

「日常を探検に変える」が、人生のテーマです。ッが多いのは、大好きなジョジョの影響です。

あなたの時間は誰のものか。デジタル時代だからこそ考えたい、デジタルとの付き合い方

PAPAZAMEです。

 

このブログは、自分の書評と、なんとなく自分が日々感じた、何か心の雑音みたいなものを言葉にしたいなと思いたち、雑感含めて、週に2回位書ければいいかなぁと、気楽に始めました。

 

はてなブログに、アクセス解析と言う機能があるんですね。で、昨日、ふっと見てみますと、私が思っていたよりも、ずっと多くの方が見に来てくださっていたようでした。え、、この駄ブログを、、。

 

正直、非常に驚いております。

 

わかりました。おそらく、すでにセミリタイアを実現されて、余りある時間を持たれている天上人のような方々が、「どれ、ひとつ、この下々の、FIREまでの道のりでも、見てやるか」と思い立ったのだと思います。

 

それか、何かの手違いで、それも、3つぐらいの手違いが重なり、ここにたどり着いた稀有な方がいるのでしょう。そして、「いや、私、こんなもの見るつもりなかったんだけど?」と、一瞬アクセスして、そのまま逃避されたのだと思います。

 

もし、そうでなければ、非常にハイセンスな思考をお持ちの皆様かと、察します。ありがとうございます。

 

さて、今日ご紹介する本も、そんな「私、見るつもりなかったのに」に少し関連します。

 

スウェーデン出身の精神科医(そしてイケメン)が書き上げた、こちらの新書、「スマホ脳」です。表紙にも書いていますが、2021年に一番売れた新書だそうです。

 

 

皆さま、スウェーデンって、どんなイメージですか??

 

北欧で、福祉が行き届いて、なんとなくおしゃれで、私はそんな感じですね。そんなスウェーデンの、社会人の9人に1人が、抗うつ剤を使用していると知って、少し驚きました。

 

著者は、その大きな要因は、スマホSNSの登場にあると述べています。

 

例えば、皆さま、こんな経験はありませんか?

 

仕事中に、ピコンと携帯が鳴る。ふと目をやると、友人からの連絡。さっとLINEを立ち上げて内容確認。そのままLINEニュースで、「〇〇県で強盗が発生」の文字。「なんか物騒だなぁ」と思いながら、ニュース一覧に目をやると、今度は「あのアイドルがまさかの…」との記事が目に入ってくる。「まぁ別に好きな芸能人でもないけど、へー、こんなことがあったんだ」と思う。その時に、インスタからの通知で、少し気になっていたブランドのクーポンが届いたとのメッセージ。「あーそっか、もう秋のセール始まったんだ。20パーオフかぁ」と思って、ざーっと商品を眺めてみる。そのあと、FaceBookの右上に通知アイコンがあることに気づいて、開封。みると昔の友人の投稿が。「へぇ、先週韓国行ってたんだ。屋台の写真だ。楽しそう。もうだいぶ会ってないなぁ、ふーん、まぁいいね押しとくか」

 

さて、えーと、あれ、私今、何やってたんだっけ。そうだそうだ、資料を書いてたんだ。えーっと、どこまで考えたっけ。確か、、。

 

おそらく、大部分の人が、同じような経験をしたことがあるのではないでしょうか?私もあります。

 

スマホは、興味がある事柄はもちろんのこと、たいして興味がない情報も、あなたを画面に釘付けにするようにデザインされています。コンテンツを発信する人や会社は、あなたを何分何秒、画面に釘付けにできるかを競っています。なぜなら、それがお金になるからです。

 

さらに、著者によると、スマホの機能の中でもSNSはかなり有害で、特に、子どもや女性への悪影響が大きいとときます。理由は、そこが比較の世界だからです。

 

1番きれいに見える、美しい世界を切り取った写真や 動画で、SNSは溢れています。見る人を無意識に、その対象と比較させます。これは、自分が優れてないんだと思わせる機能としては、うってつけです。「いいな、うらやましいな」と言う気持ちを、無意識のうちに増大させ、本人も気づかない間に、心に負担をかけていきます。

 

なお、著書によると、SNS利用者のほとんどが、自分では発信や投稿ををしない、閲覧のみをしている人です。そして、実は、発信をしている人は、そこまで大きな悪影響はなく、大部分の閲覧のみの人が、悪影響を被ると書かれています。著者は、スマホは現代のドラッグだと結論づけています。

 

この本の影響もあってか、私は基本、スマホはカバンにしまい、音も鳴らないのはもちろん、自分の目に入らならないようにしています。それだけで驚くほどに集中力が増します。また、人と会話したり話したりするときも、スマホは可能な限りカバンにしまって、見ないように心がけています。

 

誰かと話しているときに、テーブルの上にスマホがあるだけで、実は相手も自分も精神が会話に集中できていない現象が起こるそうです。え、置いているだけで?っと思ったのですが、でも、なんかわかるなっと。

 

考えてみると、この地球が誕生してから、人間が生まれたのは99%以上の時が経ってからです。スマホが出てきたなんて、本当にごく最近の話です。

 

これだけの、劇的な変化に、果たして、私たち人間は、人間の脳や心は、追いついてこれているのでしょうか?スマホのために、正確には、スマホの先にいるどこかの誰かが望んだ生き方に、自分の時間を使ってはいないでしょうか。それは、本当に、私たちがやりたかったことでしょうか。

 

私は、もうだいぶ前から、人の方が、デジタルの変化に、ついていけなくなっていると思っています。使いこなせる、こなせないの話ではないです。年齢は関係ないと思っています。

 

今は、コスパ、タイパの時代と言いますよね。例えば、仕事は、それでより多くの自由時間が獲得できるなら、それでいいと思っています。

 

でも、人間本来の時間の味わい、楽しみは、なんか面倒な、なんか無駄な、そんなところにもあるんじゃないかなと思うんです。例えば、何もしていない、ぼーっとする時間も、きっと必要じゃないかなと思うんです。人生には、余白が必要かなと。私はそういう道を選択したいなと思っています。

 

今はFacebookも、Instagramも、Xもやめてしまいました。だから、このブログも、拡散できません笑。LINEも確認するのは、朝と夜のみですね。このようにして結構経ちますが、正直、全く困らないですよ。

 

皆さんも、自分の時間革命、初めてみませんか?

この本は本当、おすすめです。

 

p.s.

あ、ちなみに、このブログをお読みいただく時間は、「まぁ、人生には、たまには無駄な時間もあってもいいよねっ」と割り切っていただいて、ぜひ見に来ていただけるとうれしいです笑

 

 

Thanks

 

 

 

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