PAPAZAMEです。
せきや、くしゃみが、止まりません。熱は全くないのですが、1週間前から同じような症状が続いています。1番ひどいのは、咳で、喉は痛くないんですが、こみ上げてくると言うんでしょうか。むせるような咳が特に朝や夜にあります。
最初は、新種のコロナ、インフル、または風邪を疑っていたのですが、これは花粉症もあるかもしれないです。透明な鼻水が出たこと、なんか目が痒いなっと今朝感じはじめたことで、確信に迫りつつあります。この季節だから、ブタクサか。。
昔は花粉症を持っていなかったのですよね。周りが花粉症で辛そうにしていても、正直他人事でしたね。花粉症ではない人間にとって、今日は花粉が多いです、だの、今年は過去10年で最悪の花粉だの、そういった情報は目にも止まりません。今はそれで一喜一憂しています。
7-8年前に、市街地から郊外に引っ越して、そこから大量のスギ花粉を浴びたからでしょうか。よく人間には花粉を耐えられるコップの量が決まっていて、その量を超えて溢れると花粉症になる、と言いますよね。これが引っ越して1年経たないうちに、一気に溢れた感じです。そこからは、今まで縁のなかった耳鼻科と眼科のヘビーユーザになりました。ヘビロテです。
舌下療法ってご存知ですか? 花粉の少し入ったエキス的なものを舌の下にたらすことで、体にプチアレルギー反応をさせます。ものすごく少量なので、体調変化まではいかず、それを継続的にすることで体に慣れさせて、アレルギー反応を克服すると言うもの。実は職場で2人、実際に体験した人を知ってるのですが、2人ともみるみる花粉症がなくなったとのこと。正直、非常にうらやましいです。
一方で、この方は知り合いの知り合いなのですが、余計悪化したっていう人が出てきました。最初にうまく行った2人の話を先に聞いてたので、「よっしゃ、絶対やったろ」っと息巻いていたのですが、直後に失敗談をきいて、二の足を踏んでいます。成功率ってどのくらいなんでしょう。サンプルが欲しいですね。
そんなわけで、最近はもっぱらマスクをしながら、Audibleで読書を楽しんでいます。花粉のせいか、鼻のあたりが熱っぽくなって、読書になかなか集中できません。Audibleなら、電車でも目を閉じていても、耳から入ってくるので、大変お勧めです。いやほんとに。どんどん新しい本出て欲しい。
最近読んだのは湊かなえさんの「Nのために」、あと、「告白」ですね。ドラマ化映画化されて久しいようですので、既に読んだよ、見たよっ、という方も多いかも。
私は全く読んでなかったのですが、湊さんの、人間の心理描写というか、人間の綺麗な方ではなく汚いほうの感情、そして奥底にある怖さを覗くことができます。
ストーリーはもちろん違うのですが、最初に事件が起きて、「なんでこんなことに?」っと思うのですが、その後に一人ひとりの登場人物の目線で語られる回想によって、話が見えてきます。1人ずつ、一人称で語られていきます。このストーリー展開は、湊さんの手法なのでしょうか。サスペンス、推理小説を読んでいるような感覚です。
最初の1人目が話す内容を聞いて、「ああ、そういうことだったのね」っと納得するのですが、2人目3人目と話が続く中で、「ん?あれ?じゃあ、あの時のことは、実はこうだったと言うこと?あれ、これはこの人がしたことだったの?」っと、今まで見えていた事実が事実ではなくなり、新しい情報が加わって、過去を再認識することになります。これが全く嫌ではなく、むしろ心地よく、次はどうなるんだろう、と、先が気になります。
何かわからないことがあると、それを解明したい、どうしても知りたいっと思うのは、人間の欲求なんですね。この本を読みながら、続きが気になってしまう自分を観察して、思いました。お勧めです。
Happiness